安全・衛生面のこだわり・徹底
近年はO-157やノロウイルス、鳥インフルエンザなど食品をめぐる環境が大きく変化し、
おいしいだけではなく、安全に安心して食べられることが重要になってきました。
そこで、当社では、「おいしいものをより安全に」という想いを大事にし、
製造工程の作業環境や従事者などの衛生管理に強化を図っております。
当社で実際におこなっている対策や施策、考え方などをご紹介します。
HACCP認定
お弁当をつくっている当社の工場は「HACCP」の認定を受けています。
お弁当箱
当社では、抗菌加工を施したお弁当箱を使用しています。
衛生管理の徹底
定期的に衛生検査や従業員の衛生講習・衛生教育を実施しております。
HACCP認可の海老善屋工場
当社の工場は、食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法(HACCP支援法)の認定を受けています。
それは九州の給食弁当業界でいち早く認定され、初の「HACCP」認定工場になっています。
「HACCP」とは
HACCPとは、Hazard、Analysis、Critical、Control、Pointの頭文字をとった言葉であり、食品の安全を確保するための衛生管理手法です。
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法になります。
この手法は国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格(コーデックス)委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
抗菌加工されたお弁当箱
当社のお弁当箱は、抗菌作用のあるお弁当箱を使用しているため、抗菌作用のない弁当箱と比較すると、食べ物の鮮度を長時間保たせる効果があります。
また、洗浄された容器や運搬などに使用するものなどを徹底的に消毒保管しています。
食品環境衛生検査の徹底
従業員の衛生意識向上
皆様へ安全で衛生的なお弁当を提供するためには、食中毒などの飲食によって起こる衛生上の危害を未然に防がなくてはなりません。
たとえどんなにおいしいお弁当であっても不衛生の環境下でつくられたものでは、安心して食べられません。
そこで当社では製造工程、作業環境、作業従事者などへ衛生管理を強化しております。
取り組み内容
「設備や器具、従事者等の洗浄・消毒の徹底」、「定期的な衛生検査の実施」、「衛生検査結果を基に衛生状態の改善」、「従業員の衛生意識向上のための衛生講習会や衛生教育の実施」など衛生面での強化をおこなっております。
例えば、大腸菌や一般生菌などの微生物検出キットを使用して、定期的な衛生検査の実施が該当します。微生物検出キット「サニ太くん」を使用し、微生物検査を実施しております。
通常、食中毒を起こすもとの細菌は目に見えないものです。この微生物検出キットを使用することで、目に見えない細菌を目に見えるように可視化し、設備や器具などの衛生状態を把握しております。
その検査結果をもとに、検査結果の良かったところは現状維持、または更なる向上を目指し、悪かったところは原因を追求し衛生状況の改善を実施しております。